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SNS運用・事務代行・顧問など月額契約の仕事で確認したいこと|フリーランス法の更新・予告・支払期日

公開日: 2026-10-18

本記事は一般的な情報提供を目的とした解説であり、法律・税務の助言ではありません。個別の判断は弁護士・税理士・公的機関など専門家にご確認ください。また、本記事は広告を含みます(アフィリエイト広告)。

SNS運用の代行、事務のアウトソーシング、顧問契約のように、毎月同じ形で続く仕事は、収入が読みやすい反面、「いつの間にか何か月も続いていた」「来月で終わりと突然言われた」といったことが起きやすい仕事です。この記事では、月額契約に関係するフリーランス法の条文(第4条・第13条・第16条)を確認し、更新の積み重ねと契約終了の予告期限を日付の例で確かめます。契約の内容や事情で当てはまり方は変わるため、条文の要約と確認の手順にとどめます。

1. 原文の確認

第4条は、報酬の支払期日を、給付を受領した日(役務の提供なら提供を受けた日)から起算して60日の期間内で、できる限り短く定めるよう求めています[3]。第13条は、政令で定める期間以上の業務委託(更新により、その期間以上継続することになるものを含む)を「継続的業務委託」とし、育児や介護との両立に必要な配慮を求めています。施行令第3条は、この期間を6か月と定めています[5]。第16条は、継続的業務委託の解除や不更新について、少なくとも30日前までに予告することを求め、予告から契約満了日までの間にフリーランスが理由の開示を請求したら、発注者は遅滞なく開示しなければならないと定めています(災害などやむを得ない場合など、省令で定める例外があります)[5]。以上は条文の要約です。

2. 平易な言い換え

3. 具体例:予告の期限と、積み重なる期間を日付で数える

次の表は、契約の満了日から「少なくとも30日前」にあたる日を、暦日で逆算した目安です(例外や数え方は個別の事情で変わりえます)。

契約の満了日30日前にあたる日(予告の期限の目安)この日より後の予告だと
6月30日5月31日30日前に間に合わない可能性がある
9月30日8月31日同上
12月31日12月1日同上(例:12月10日に告げられた場合は残り21日)
3月31日3月1日同上

「来月いっぱいで終わり」と月末近くに告げられた場合は、満了日までに30日あるかを数えてみてください。解除の予告の基本は中途解除は30日前予告の記事、不更新の場合は契約を更新しないと言われたら、理由の尋ね方は理由開示の請求の記事で整理しています。満了日と予告日を入れて確かめたいときは契約解除・予告期間チェッカー(無料)が使えます。

更新を重ねたとき、どこから「6か月」か

契約の形通算確認したいこと
3か月契約を1回更新6か月更新により6か月以上続くことになる契約として、第13条・第16条の対象になりうる
1か月契約を自動更新で繰り返し更新が重なり6か月に到達通算で6か月以上になった時点以降の扱いを、契約書の更新の定めと合わせて確認する
2か月契約を2回(間に数週間の空白)空白の扱いは個別の事情による実態として同じ業務が続いているかを、メール等の記録で説明できるようにする

最終的な当てはめは、契約の実態と公的機関の解釈で変わります。迷うときは公的機関の窓口や専門家に確認してください。

4. チェックリスト:月額契約を結ぶ・続けるときに

関連ツール(無料)

契約の満了日と予告日を入れると、30日前の予告に間に合っているかを確認できます。

契約解除・予告期間チェッカーを使う

5. 毎月の入金を早めたいとき

月額契約は毎月の報酬が一定でも、入金が翌月末以降になると、手元の資金が薄くなる時期が生まれます。請求書の買い取りで入金を早める方法として、フリーランスの請求書を即日払い【FREENANCE】(広告)のようなサービスがあります。手数料・審査・利用条件はサービスごとに異なるため、公式ページで最新の内容を確認してください。入金を早めることと、支払期日が法律に沿っているかは別の話なので、先に上のチェックリストで期日を確かめるのがおすすめです。資金繰りの考え方は資金繰りバッファの計算例も参考になります。

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まとめ

SNS運用・事務代行・顧問のような月額契約でも、更新を重ねて6か月以上続けば、継続的業務委託として30日前の予告(第16条)の対象になりえます。まず契約の開始日と更新の方法をカレンダーで数え、満了日から30日前の期限を控えておいてください。支払期日(第4条)も毎月確認し、判断に迷うときは公的機関の窓口などに相談しましょう。

出典(一次資料)

  1. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和5年法律第25号)第2条 — e-Gov 法令検索
  2. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和5年法律第25号)第3条 — e-Gov 法令検索
  3. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和5年法律第25号)第4条 — e-Gov 法令検索
  4. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和5年法律第25号)第5条、同法施行令(令和6年政令第200号)第1条 — 施行令(e-Gov 法令検索)
  5. 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和5年法律第25号)第13条、第16条、同法施行令第3条 — e-Gov 法令検索
  6. 公正取引委員会「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(令和五年法律第二十五号)」 — 公正取引委員会
  7. 厚生労働省「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」 — 厚生労働省

本文の説明は上記の条文・公的機関の案内を分かりやすく言い換えたものです。制度は改正されることがあるため、最終的な判断は原文をご確認ください(参照日: 2026-09-25)。